よくあるお問合せ

鉄筋コンクリート造(RC造)の建物が多いようですが、それはなぜですか?また、鉄筋コンクリート造以外の建物でも施工してくれますか?
一般的に、鉄筋コンクリート造は、鉄骨造や木造に比べ、建築費が高いといわれています。それは鉄筋コンクリート造が、他の構造に比べて工種が多く、工期が長いためです。
それではなぜ、当社で建築する建物の多くが鉄筋コンクリート造なのか。当社が工事を発注する際に行うJCM発注方式は、たくさんの専門工事会社から見積を集め、工種ごとにコスト競争力のある会社を採用することにより、工事費を安くするのが特徴です。つまり、見積工種を細かく分けること、工種ごとにたくさんの見積を集め、それを比較することがコストダウンへの重要なポイントというわけです。
3つの構造を比べたとき、いずれの構造についても、数十の工種から建物が出来上がることに変わりはありません。ただ、鉄筋コンクリート造や鉄骨造は、工種を細かく分けることが出来るため、コストダウンする可能性が大きいのです。これに対して木造では、見積工種を細かく分けることが難しいため、鉄筋コンクリート造や鉄骨造に比べると、この仕組みを活用するメリットが小さいのです。
ではなぜ鉄骨造ではないのと思われたかもしれませんが、JCM発注方式により、鉄筋コンクリート造でも一般的に言われている木造や鉄骨造と変わらない金額を引き出すことができ、その上、鉄筋コンクリート造は、他の構造に比べると耐火性・耐久性・耐震性・遮音性など基本性能が優れているという利点があります。 ですから、当社が自社で運営するものについてはほとんど鉄筋コンクリート造ですし、当社にご相談いただいた方にも鉄筋コンクリート造をお勧めしています。
ただし、建築の用途や規模、敷地の状況、建築に求めることなどによって、必ずしも鉄筋コンクリート造が最適といえない場合もありますので、都度、ご相談に応じて判断しています。ですから、鉄筋コンクリート造以外の建物も施工しています。

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