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請負型CM
請負型CMは、希望社が設計から施工まで建築におけるすべてを行うサービスです。つまり、希望社が設計も施工もする"総合建設会社"という立場になるというわけです。それでは、請負型CMは一般の総合建設会社や工務店と何が異なるのか？
「設計改善（VE）活動」を建築主への義務として行う
建築設計業務のいくつかの段階で、設計担当者以外の社内の技術者を交えて会議を行い、建築主が求めている機能や品質という点から見て、過剰なところはないか、不足しているところはないかを徹底的にチェックし、それを補う提案を出し合います。（設計VE）
また、施工中には、当社だけでなく専門工事会社やメーカーの技術者から、これまでに培った知識や経験、技術力をいかした品質向上・コスト削減・工期短縮など建築主の利益になる提案を出してもらいます。（現場VE）
このように、事業の始めから最後まで、"より良い建築、より安い建築"を追求します。
専門工事を競争的に調達
一般の総合建設会社や工務店は、たいていの場合、「協力会」「系列会社」などといった特定の専門工事会社を抱えています。しかし当社は、特定の専門工事会社を抱えず、案件ごとに競争力、技術力、提案力に優れた専門工事会社を競争的に選定します。
これにより、競争がなかった従来の専門工事会社間にも競争が生まれ、より安い金額を得ることができるのです。
工事費の内容をすべてオープンに
建物完成後、施工中に実施した設計改善（現場VE）の結果と請負金額をそれぞれ精算し、何にいくらの費用がかかっているのかを建築主に開示します。希望社の利益もオープンにし、工事の決算状況を報告します。
最終工事費が請負金額を下回った場合、その差額の半分を建築主に還元
施工中の設計改善や効率的な現場運営などにより、実際にかかった工事費が請負金額を下回った場合は、その差額の半分を建築主にお返しします。