朝日新聞2010年2月11日
入札差益お返しします 「異例」提案に岐阜県困惑
希望社が、2010年1月に落札した岐阜県発注の指名競争入札で、「失格を避けるためにやむなく高い入札金額を提示し、差益880万円を返還したい」という提案をしたことが、朝日新聞で取り上げられた。
落札した工事は、岐阜県立衛生専門学校の耐震補強工事。希望社は、本来であれば4,220万円で応札できるところ、最低制限価格を下回らないよう、5,100万円の入札金額を提示。差額の880万円を返還する旨の提案文を入札書の表紙に入れて提出した。
代表の桑原は、「最低制限価格より少し上を狙って入札することが目的となっており、現状の入札制度は、本来の競争が阻害されている。制度を見直すべきだ。」と述べている。
他にも、毎日新聞や建設工業新聞など3紙で、取り上げられた。