このたび、希望社と佐賀市教育委員会が共同応募した『JCM(日本型コンストラクション・マネジメント)方式による佐賀市立高木瀬小学校校舎改築工事の実施』の計画が、日本計画行政学会主催の第11回計画賞において、『優秀賞』を受賞しました。
計画賞とは、日本計画行政学会が主催、全国知事会・全国市長会・日本経済団体連合会・日本放送協会・大手新聞社等が後援して設置されたもので、国や自治体の行政において優れた計画を発掘し表彰するものです。
この賞は、個々の計画が互いに刺激しあい発展し、公共部門での計画技術の革新が促進されることを期待し設置されました。
第11回計画賞では、12件の応募の中から予備審査を通過した7件で、去る2007年2月23日、最終審査のプレゼンテーションが行われました。 その結果、最優秀賞1件、優秀賞2件、特別賞1件が表彰されました。 計画賞の詳しくは、日本計画行政学会第11回計画賞ホームページをご覧ください。
この計画は、佐賀市と希望社が協力して、「佐賀市立高木瀬小学校校舎改築工事」の、発注・設計改善活動・工事監理を、JCM方式という新しいシステムを活用して実施しました。
発注者 | 佐賀市 |
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建設地 | 佐賀県佐賀市高木瀬東5丁目6-12 |
用途 | 小学校 |
構造 | 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上3階塔屋1階建 |
延べ面積 | 3,576平方メートル |
工期 | 2004年1月〜2004年8月 |
CMR | 希望社(発注・VE・監理) |
設計 | [建築]堤正則建築設計事務所 [設備]フジタ設備設計 |
施工 | 松尾建設、松尾工業、東和工業分離発注 |
JCM発注の結果、設計金額7億1,581万円から1億608万円(14.8%)コストダウンした6億973万円で決定しました。
改善提案は185件出され、うち86件を実施しました。その結果、金額にして、約1,800万円のコスト削減効果が生まれ、この成果を、品質・機能性の向上を目的とする改善提案の実施に活用し、限られた予算を効率的に執行することができました。
施工技術のノウハウの豊富な希望社の技術者が常駐し、形式的でない、極めて詳細で実質的な検査・承認等を行った結果、工事の品質は、市の当初の要求以上のものとなりました。
「応募計画書」本文はこちらをご覧下さい。応募計画書[pdf]
本計画のドキュメントは、書籍『公共事業を、内側から変えてみた(当社代表取締役 桑原耕司著書)』が日経BP社から発行されています。ぜひご購読下さい。
担当者 | 株式会社希望社 社長室 秘書グループ |
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所在地 | 〒500-8262 岐阜県岐阜市茜部本郷1-63-3 |
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