請負型CM業務の流れ

はじめに

当社では、プランや見積の無料作成を行っていません。業界では常識となっていますが、プランや見積の作成には、当然ながら費用がかかります。無料としている費用は、建築費の中に不明瞭な形で含まれているか、受注できなかった案件でかかった費用を受注できた案件の建築費で賄っているのです。当社はこうした形で建築費が高くなるのを防ぐため、プランや見積の作成は費用をいただいて行っています。

"相談にも費用がかかりますか?"といったお問合せをいただきますが、そんなことはありませんのでお気軽にお問合せください。

Step1設計施工契約を締結

ステップ2へ

Step2建築設計業務を実施

建築する目的、要望や用途を十分にヒアリングし、議論を重ね、プランを作成していきます。作成したプランを、担当の設計者だけでなく、社内の技術者によって無駄や欠陥・不足を含んでいないか様々な角度から検討して完成度を高めます。

ステップ3へ

Step3JCM発注方式により競争力や技術力のある専門工事会社を選定

案件ごとに広い範囲の多数の専門工事会社やメーカーから見積を徴収し、コスト競争力や技術力に優れた専門工事会社を採用します。(この専門工事調達方法を、当社ではJCM発注方式と呼んでいます。)

正式な請負金額は、この段階の終了後に決定します。

ステップ4へ

Step4工事請負契約を締結

ステップ5へ

Step5工事着工

工事着工後も、工事が進む中で変化していく建築主の要望を随時取り入れていきます。また、工事に関わる技術者(専門工事会社やメーカー)と共同して、品質向上、コスト削減、工期短縮など建築主の利益につながる案がないか、完成まで打ち合わせを重ねます。(当社では、この作業を『現場VE』と呼んでいます)

ステップ6へ

Step6引渡し・最終精算

現場VEの結果と請負金額をそれぞれ精算し、何にいくらの費用がかかっているのかを建築主に開示します。希望社の利益もオープンにし、現場の決算状況を報告します。 また、効率的な現場運営などにより、実際にかかった工事費が請負金額を下回った場合には、その差額の半分を建築主にお返しします。

関連情報

  • 建築主を希望社に引き合わせていただき、請負型CM実施に至った場合には、当社が受領した最終精算工事金額から業界改革奨励金をお支払する「JCMサテライトシステム」という仕組みがあります。システムに加盟されているご本人様が請負型CM実施に至った場合も、業界改革奨励金のお支払の対象となります。 詳しくはJCMサテライトシステムについてをご覧下さい。

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