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風景
おぼろげな太陽が鈍く輝く中、ただの時間がゆったりと流れていた。
静まりかえった大地に繁栄と滅亡の脱け殻がゴロゴロと点在していた。
それぞれの間にはすべてのものを成し遂げた、安堵感にも似た虚無な静寂につつまれていた。
ただそこにあるというだけの存在でした。